青色申告5(会計ソフト入力・仕訳編1)
もうついていけない~って人は、会計ソフトじゃなくてもいいですからね。オリジナルの帳簿でいいのです。
何を、いつ、いくら買ったか。これを、日付順にノートに書いて、領収書を貼り、年間の合計を、科目別に集計すればいいのです。
科目は、光熱費とか、家賃とか、バイト代とか、商品仕入とか。
収入の科目は、売上がメインです。他はあまりないですね。年金とか保険金とかは、別の収入になるので、商売の収入とは分けてください。内緒にしちゃだめよ。払った人は申告してるから、バレるからね。
では、会計ソフトの、振替伝票に入力する方法を書きます。
基本的には、手許にある現金と、普通預金の通帳を、日付順に、つけていきます。
同じ日だったら、その中の順番は、時間順でなくてもいいです。
まず、現金です。現金で、売上が、500円ありました。
現金 500 売上 500
これが、簿記の仕訳です。会計ソフトは、
500 現金 摘要欄(コーヒー) 売上 500
こんな順番になっているかもしれません。でも、内容は同じですね。
なぜ現金が左?なぜどっちにも500円と書かなくてはならないの?
これは、簿記の決まりなんです。慣れるしかありません。最初に考えた人が決めたんです。なぜかというのは誰にもわかりません。とにかく、現金の売上があったら、現金は、左のほうに置いてください。
では、現金で、コーヒー豆を300円買いました。
仕入 300 現金 300 (簿記の仕訳)
現金が出て行ったから、現金は右になります。
コーヒー豆を買ったら、なんで仕入?それは、仕入るものは、他にもあるから、仕入という科目にしたら、便利でしょう?ガムシロップとか砂糖とかも仕入です。
でも、お店の掃除用品は、仕入じゃなくて、消耗品費です。これはまた今度。
今日は、現金が、入ってきたら左、出ていったら右!
これを覚えてください。これを覚えたらこの先はかなり楽です。
科目はいろいろあるけど、自分で使うものはすぐ覚えられます。一年分をまとめてやろうとすると大変だから、お店が終わったら、インプットしましょうね。
売上の合計で、現金 10,000 売上 10,000 (消費税込み)でいいです。
経費のほうは、領収書を見ながら、つけていきます。領収書は、クリップして、月ごとに二穴でヒモとじしてください。一年分は量が多いと思うので、毎月で。インプットした順番と同じ順番にしてくださいね。
毎日はできないなら、とにかく領収書を日付順に重ねておいて、それを見ながらインプットします。
振替伝票のインプット(仕訳)は、最初は大変なので、ゆっくりいきましょう。