いろいろな経費の科目名
青色申告に関しては、一旦、終わります。
とにかく、自分でわかるように、収入と経費の帳簿(メモ)を作ればいいのです。
その帳簿と、証拠のレシートを持って、申告会場で、相談すれば、むこうが手伝ってくれます。こんな書き方はダメって言われたら、運が悪いやつに当たったと思ってください。どんなアナログ帳簿でも、説明して理解できればそれは立派な帳簿なのです。これだという決まったものはないのです。
そんで、これからは、会計ソフトへの入力方法の、「仕訳」をしばらくやります。
いろんな取引を、左と右に、同じ金額で書けばいいのです。でも、どっちが左?右?ってわからないから、それを教えます。
基本は、「現金」をまず覚えます。もう覚えましたね?
現金は、入ったら左、出て行ったら右。
入ったときの右は、入った理由を書きます。売上とか。
出て行ったら、左には、何を買ったかを書きます。仕入とか。
収入は売上ぐらいだけど、経費はたくさんあるから、それを覚えましょう。
電気代を払いました。100円とします。この仕訳は、
水道光熱費 100 現金 100
ガスとか水道も、水道光熱費ですね。
店を賃貸している場合、家賃を現金で払ったら。20,000円。
賃借料 20,000 現金 20,000
店で使う洗剤を買ったら。50円。
消耗品費 50 現金 50
会計ソフトは、自分で科目を作れるので、洗剤 50 としてもいいですが、申告書に書くとき、欄が足りなくなるので、一般的な科目を覚えてね。
コーヒーカップを買ったら。200円。
消耗品費 200 現金 200
仕入と消耗品費の区別がわかりにくいですが、仕入というのは、コーヒー豆とか、お客さんが食べるものです。カップは、客に売るわけじゃないので、消耗品です。古くなったりしたら捨てるから、消耗しますね。
光熱費が、銀行から引き落としされてる場合は、現金のところを、普通預金にすればいいです。通帳の引き落としは、普通預金が出て行くから、普通預金は右ですね。
今日は、経費のいろいろな科目名を覚えてください。
売上は右、経費は左、ですね。現金か普通預金かをまず、右か左かを決めると、わかりやすくなりますね。
悩んだら、「現金は、入ったら左に置く!」を思い出しましょう。
今日から、財布は、カバンの左に入れましょうか。