ソルボンヌK子のブログ

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所得税法の全体像

 所得税の全体像。


 一言で言うと、


 収入から経費を引いて、残りが100万円だとすると、それに、税率をかけて、5万円が所得税ねっていう計算をする。


 サラリーマンの人も、給料を払う会社が、これをやってくれている。


 払う段階で、所得税を天引きして払ってる。年末に、控除の計算をして、引いた額が引きすぎだったら、少し戻してくれる。もっと払えよってなったらもっと天引きしてくる。


 でも、会社がやってくれる年末調整以外の控除もあるので、それがある人は、確定申告すると、還付金がもらえる。医療費控除、寄付金控除など。


 サラリー以外にも、株の配当とか、株を売って損が出たとか、家の買換えで損したとか、儲かったとか、アパート経営してるとか、年金とか保険金もらったとか、確定申告したら税金が安くなることがあるかもしれない。


 そういうことを、書いてみます。


 サラリーマンとか公務員の給料は、会社が計算してくれるけど、その人が、それ以外の収入があった場合。


 退職金。これ、大きいよね。例えば、3千万もらったとする。


 給料で3千万もらったら、45%が所得税だからね。いや、いい気味だけどさ。


 退職金3千万が45%も税金で取られたらショックよね。


 なので、税率が違います。


 何年勤めたかで、違います。くわしくは書かないけど、40年勤めた人は、退職金の控除がかなりあります。940万。で、さらに、その半分の額になります。まあでも、33%ぐらいかなあ。3千万引く940万の半額で、1030万に、超過累進税率。400万ぐらい?


 でも、給料と同じ計算だったら、1300万ぐらいは取られるから、かなーりお得よね。


 退職金もらう人は、年金でもらうことにすると、税金がすごい安くなりますよ。


 一括でもらうと所得税が高いからお気をつけて。


 年金の税金も、給料より安く計算されてます。65歳以上でもらう人は、年額120万ぐらいが控除。私は国民年金しかやってないので、満額もらうとしても、この控除以下。だから、もう、所得税なし!


 でも、介護保険が引かれるのよね。老人多いから仕方ないのかねえ。その前に年金破綻の噂はどうなった?破綻したら私どうなる?どうする家康?そんときは私だけじゃないから、孤独じゃないけど、生活保護も破綻じゃない?お金に不安のない政治家にはわからないわよね。


 ええと。所得税の全体像でしたね。


 所得税は、このように、税率を変えなければいけないものがあるので、10個に分類されます。


1.給与所得(給与からいろいろ天引きして払われます。で、年末に、配偶者控除とか社会保険料控除とかの計算を会社がやってくれますが、会社がやってくれない控除もあるので、それは、自分で確定申告します。家のローンがあると、控除になるかもよ。)


2.退職所得(天引きは20%ぐらい引かれるので、確定申告しましょうね。それよりは安くなるはず。)


3.年金(雑所得という所得です。控除額が大きいので、ほぼ所得税はないけど、年金たくさんもらってる人は税金取られるので、天引きされてくると思うので、申告してね。)


 これ以外の7つの所得はまた。全体像をヒトコトで言うと、


 収入-経費。プラスだったら、所得税が取られます。マイナスだったら、繰越できることもあります。


 だから、この計算が、所得によって違うので、その試験が所得税です。


 収入-経緯というのは、最初の段階の計算ね。次に、損益通算というのがあって、3番目に、控除(基礎控除とか年末調整の控除などもここです)。そんで、4番目に、税率をかけて、所得税を出しますが、その後、ちょっとまだ控除できるものがあります。ローン控除とかは、ここです。


 一言じゃないですね。ヒトコトで言うと、


 収入-経費。損益通算。控除。税率を掛けて所得税を出す。おお、一行になった。


 損益通算の説明はまた。

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