確定申告2 控除いろいろ
確定申告。
1.まず、収入合計を出し、経費(費用)を、項目別に合計し、メモします。
証拠として、領収書をまとめますが、会計ソフト使ってない人は、日付順じゃなくても、項目別に クリップしてもいいです。
収入から経費を引いて、300万円だったとします。
白色申告は10万円、青色申告は55万か65万がここで引かれます。
白色だとしたら、商売の残高は、290万になります。
2.商売以外の控除があります。
●基礎控除(48万円)
●社会保険料控除(健康保険、介護保険、国民年金)
●生命保険料控除(自分だけじゃなく、家族のも足していいです。年額12万まで)
●地震保険料控除(年額4万か5万)
●配偶者控除(奥さんが収入があったらだめです)
●扶養控除(16歳以上の子供、同居していて、収入が少ない家族)
●医療費控除(年額10万円以上病院に使ったらね。保険金もらったら、それは引きます)
他にも、寄付金控除(2千円以上)、障がい者控除、など13個あります。盗難とか、災害とかで、損をしたら、雑損控除というのがあります。
290万からこれらの控除を引くと、150万だとします。
他になにもなかったら、この150万が税金対象になります。
150万の税率は、5%なので、75000円が所得税です。
住民税や健康保険料が、これ以外に、かかってきます。
ここまでが、個人の申告の基本です。
これ以外、いろんなものが、試験に出ます。一応、それが当てはまる人もいるというわけです。
所得税法の受験生のために、所得税の全体像も書いてみたいと思います。