勘定って、不安ですよねー。なにか一つを、バッチリ覚えると、他のも得意になりますよ！というわけで、商品の、仕入と繰越商品の勘定記入の問題をやってみましょう。

　期首の商品は、１００円
　当期仕入れた商品の合計は、９００円
　期末の商品は、２００円。

　という、簡単な金額で、勘定を書きますね。

　仕入のハコでの計算と、仕入の勘定の順番が違ってますが、ハコの期首を、当期仕入の下に持ってきてもオッケーです。私は、ハコの計算がだんだん難しくなったとき、最初に覚えたハコでずっと計算してたので、このハコです。

　では、繰越商品のハコと勘定をどうぞ。

　繰越商品は、損益とは関係ないですね。B／Sだから、前期繰越とか次期繰越とかです。これも、たまにしかやらないと不安ですよね。

　この簡単な金額で、仕入と繰越商品の勘定のセットを覚えたら、他の勘定も、楽に覚えられるようになるでしょう。

　勘定に書くってことは、そこに「仕訳」が存在します。

　仕訳は、左と右に、二つの科目が出てきます。この二つの関係を、それぞれの勘定にどう書くかということを考えればいいのです。

　迷ったら、「現金で仕入れました」を思い出しましょう。

　仕入　１００　現金　１００

　現金勘定では、現金は、右に１００です。仕入が相手勘定ね。

　仕入勘定では、左に「現金　１００」と書きます。

　この仕訳と、それぞれの勘定での書き方を応用すれば、仕訳さえできれば、勘定記入は大丈夫。

　損益振替とかがちょっとまた大変なので、次回はそれを書く予定です。また数日後になります。バイト暮らしは大変なのよ。