税効果って、「繰延税金資産」と、「法人税等調整額」の金額がいくらか、っていうのを出すのが目標です。

「繰延税金資産」は、繰延っていうぐらいだから、B／Sの左で、次期に繰越ます。

　「法人税等調整額」は、P／Lなので、繰り越しません。

　これを押さえて、期首のこの二つをメモし、当期の仕訳を書いていけば、期末の額が出ます。って、簡単じゃないけど、確実よね。

　税効果は、いろんなものに適用されます。基本は、貸倒引当金、減価償却、その他有価証券です。この３つを、ひとつずつ覚えます。そして、合体させて覚えます。

　最初から、合体問題で覚えるのは大変ですよ。

　引当金、減価償却の、一年目と二年目をまず覚えて、それに、その他有価証券をプラスして、２年目の繰延税金資産と法人税等調整額がいくらになるかを覚えましょう。

　何度かやってると、パターンに気付き、身についてきます。がんばろうね、税効果。