ソルボンヌK子のブログ

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超過累進税率は最大45%

 所得税の問題は、ほとんど、確定申告する人の問題だ。ただ、いろんな内容が盛りだくさんだ。実際はこんな人いないだろうなあ。


 甲氏は、3月に退職し、退職金をもらい、年金生活に入る。が、アパート経営もしていて、店子の一人とトラブルもある。父が死んで、相続もあり、父が住んでた家を売ったり、アパートも火災に遭ったりする。株もやっていて、A株は50万の配当があるが、B株は売って100万の損が出る。クイズに当選し、賞金と車をもらう。たまたま書いたエッセーが出版され、3万部売れる。


 儲けも多いが、火災とかの損が出たら、損失の繰越とかにしたいので、所得税はマイナスになったりする。


 問題の人のことなんかどうでもいいですね。確定申告の話でした。


 所得税の全体像を書いてみます。


 所得税は、10種類あります。税率の計算が違うから、分けるのです。


 基本は、給料の、給与所得。これは、超過累進税率という、恐ろしいパーセンテージで、儲けてる人ほど税金の率が高くなります。


 お店をやってる人は、事業所得。作家とかも。


 など、10種類あります。


 基本的には、収入から経費を引いて、儲けが出たらそれに税率を掛けて、所得税を出します。あら、簡単ね。


 給料だけの人は、会社が年末調整してくれるけど、医療費が年10万以上かかったら、天引きされた税金がちょっと戻ってくるから、これは会社でやってくれないので、申告しなければね。


 お店とか商売してる人は、収入から経費を引いて、残りは、給料と同じ税率です。儲けが、200万円ぐらいまでだったら、5%ですが、1千万近くになると、33%にもなります。これ、所得税だけだからね。このあと、住民税とか健康保険とか、これに連動してやってくるからね。ショックよねー。


 最大の税率は45%までです。長者番付で一億円とかって言う人は、4500万円が税金ってことね。(厳密にはちょっと違うけど)そして2千万ぐらいが住民税だろうね。だから、長者たちは、かわいそうなのよ。ま、毎年長者になる人はいないでしょうね。会社を作ったら、会社の税金は住民税も含めて大体40%までだから。


 すごいおおざっぱに書いています。まずは全体像です。書類、めんどくさそうだけど、一回作ると、次の年からそれの金額を変えるだけだから、一人でできるようになります。


 明日からバイトなので、バイト後は、もう少しくわしく書いてみます。控除とか、損益通算とか、関係することがあるかもね。

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