事業所得1~5。
今日は、事業所得の全体を書いてみます。
お店とか、作家とか、自営の人の所得です。
1.収入(800万とします)
経費(第一段階で、収入-経費の計算をします)
経費が180万とします。
事業所得の人は、確定申告しないといけないので、白の場合、10万控除です。
(青色の場合、55か65万控除です。帳簿(会計ソフト)が義務です。
税理士事務所に頼むと、30万ぐらい取られますが、65万控除になるから、お得ですね。昔は65万ぐらい取られたかなあ。毎月3万で、申告時に2~30万とか。バブルだったからね。)
2.損益通算なしとします。
3.所得控除。これは、給与所得と同じです。ただし、会社がやってくれてないので、確定申告で全部自分でやります。
●社会保険料、生命保険、地震保険など、保険料を払ったところから年間の額の紙が送られてくるので、それを持っていけばオッケーです。
●配偶者控除とか扶養控除とかは、書類があります。給与の人も、会社に書類を出します。
合計は、369万。
4.800-180-10-369=241万
5.税率は、10%で、97500円控除があります。143500円。
復興特別所得税が2.1%で、146513円。
で、ここまでは、給与所得の人と同じです。が。
お店をやってる人は、収入は、お客さんからもらいます。この売上って、天引きされてませんよね!
だから、源泉所得税はありません。146513円(百円未満切り捨てなので、146500円)払ってください。
消費税は、年収一千万以下だと払わなくていいと思います。もっとだったかな。すみません。
作家の場合、10%源泉されてくると思うので、800万の源泉所得税は、80万!マイナスですね!80万-146513=653487円が戻ってきます。おめでとう!
という流れです、申告は。
1.収入(経費がある人は経費を引く)
2.損益通算
3.所得控除
4.所得控除を引く
5.税率を掛ける。
おおざっぱには、こうです。この前、飲み屋で、ママさんが、やはり会計事務所に頼んでいると言いました。娘が、簿記を持ってるらしく、教えてもらおうとしたら、
「かりかた、かしかたって何!?わからない~!」
と、拒絶反応を起こし、自分で会計ソフトに入力するのは止めたそうです。
娘!一般人に、借方貸方から話すんじゃないー!ですよねー。
で、私が
「左と右でいいの!意味なんてないの!」と、やっぱり何か言いたくて、
「現金は、引き出しの左にいつも存在してるの。使ったら、右から出すんだけど、右には、メモだけを残すの」
と、半分酔って説明したので、よけいわからなくなったかも。
では、次回は、損益通算書いてみますね。