ソルボンヌK子のブログ

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大東亜戦争20:山本五十六死す

 昭和18年4月18日、五十六の乗った飛行機が、落とされた。


 アメリカは、五十六がいつどこに行くかという無線を解読して、待ち伏せていた。日本は油断していたのであった。


 無線解読は、17年6月のミッドウエーでやられたのに、凝りてなかったのか。


 アメリカのニミッツは、「復讐作戦だ」と言い、ハルゼーは、撃ち落すパイロットに、「孔雀は時間通り行動する。尻尾を団扇であおられたし」と電報を打った。うわー、なんというドラマ。そして成功しちゃうんだよね。


 五十六は飛行機運転できないみたいで、数人乗りの飛行機で、ラバウルからブーゲンビル島に視察に行った。この時小沢(五十六の次の長官)が危険だからやめろと言ったが、山本長官は、何かしたかったのね。まだ真珠湾の勝利に酔ってたのかしら。現場から遠いところで作戦立ててるだけの人には危機感が伝わらないのかしら。


 でも、長官は、日本がずっと押されてるから、死ぬ覚悟はしてたみたい。いや、だから、死ぬのはいいが、道連れが多すぎません?日本という国を道連れにする気ですよ。私が彼の立場だったらやっぱりそうなるかしら。そもそも真珠湾奇襲なんて考えつきませんが。


 五十六について一緒に飛んでたのは、6機のゼロ戦。長官機が火を噴いてジャングルに落ちて爆発するのを見た。その後、飛行機も死体も回収できたそうです。


 五十六の死は、極秘にされたが、いつまでも隠すこともできない。発表されたのは約一か月後、5月21日だった。


 終戦までまだ2年もある。ガ島の悲惨さが伝わらず、さらに悲惨な負け戦に続く。勝負を諦めない精神は大切だけどー。


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