大東亜戦争28:硫黄島、沖縄玉砕
昭和20年2月、アメリカ軍は硫黄島を攻撃してきた。上陸部隊隊長は、獰猛なるスミス中将。タラワで3千人以上も死傷させ、人命の無差別浪費者って言われた。
そのせいか、硫黄島上陸前の攻撃は、10日かけて徹底的にやっつけてから上陸したかった。が、親分ニミッツは、
「3日でやってね」と言った。
スプルーアンスが、ハルゼーより先に本土空襲したくて、早く沖縄に行きたかったらしい。あちらさんにもいろいろ事情があるようです。ニミッツはスプルーアンスにはなぜか弱い。
硫黄島の大将は、栗林中将。本土からの応援は期待できない。上陸させた後、ゲリラ戦でやっつける作戦にした。
硫黄島の戦いが一番大変だったと米軍は言う。上陸後、占領するまで一か月もかかった。死んだのは、日本2万人、アメリカ7千人。負傷者が、なんと、日本2万人、アメリカ2万8千686人と、アメリカのほうが多いのは、硫黄島だけだ。
さて、4月は沖縄である。沖縄の牛島中将も、上陸時に戦わず、上陸させてあげた。ので、総理大臣の小磯は、退陣し、4月7日から、鈴木貫太郎内閣です。
4月7日と言えば!沖縄に向かっていた大和が、沈没した日ではないか。
沖縄も、本土からの応援はなく、玉砕となる。この後はもう、本土空襲が続き、8月の終戦です。
これで一旦、終わります。が、戦記物で、紹介したいものはたくさんありそうなので、まだ戦争は続けます。やっぱ、明治からやらないといけないですね。日清日露。あと、大東亜戦争も、太平洋ばかりやってたので、それ以外も。
しかし、私はおかげで、東南アジアと太平洋の島が少し覚えられました。関東地方の地図も描けないのにね。
では、コロナ戦争、がんばりましょうね。