59回の社債が大変
学校で解いた社債の見直しをする。
59回に出た問題。社債が三つある。
1.普通社債
2.転換社債型新株予約権付社債
3.外貨建転換社債型新株予約権付社債
1は、普通と言えば普通だ。利息法の計算が……2年半、半年ごとにある。後回しにしたい。
が、後ろに、現価係数と、年金現価係数の表があるじゃないか。ラッキー。
が。社債でどう使うんだっけ?使ったことないから、やっぱ後回し。
2は、金額が単純である。額面4万を、3万5千で発行し(定額法)、一年後(当期の期首)に、額面3万分を償還した。
なお、行使に際して、一株あたりの転換価額は50とする。
何これ?50をどう使うの?何株か数えるの?あーもう絶対間違える。
3の外貨建ても、金額は簡単なんだが、転換価額とかいうのが出てきて、
「行使により交付される株式数は、社債の額面金額を1ドル100円の固定レートで換算した金額を転換価額で除した数とする」
と、非常に意味不明な文がある。これ、別の問題で練習したんだけど……。
解答解説を見て、丁寧に見直すと……
転換価額は使用しないでもできる問題だった!
ひっかけ?惑わし?まあ、そんな作戦でしょうねえ。
今日はずっとこれにかかりきりであった。
1の、係数表の使い方を覚えて、それでやってみたが、償還する社債の額と、期末の社債の額は、それで出せるが、期首の社債の額が、なんと、2千円違う!!
社債利息の額の、四捨五入は、2千円違っても同じになったが、差し引きの計算をすると、解答と違うものになる。
だからいやなんだよ、表って!でも、利息法を正攻法で計算するのは大変だし。
実際の現場は、多少の誤差は出るものだから、正解も幅を持たせてくんないかなあ。こいつ、表使ってね―じゃん、バツにしてやれ、なんて採点されるの、どうかと思います。
こういう、本質から逸れたところの攻略法が上達する練習なんて、間違ってない?
こうまでしないと落とせないの?税理士、足りなくなってきてるんでしょ?
しかし、覚えなくてはならないのが受験生なので、覚えるよ、覚えるよ。
あ、社債の前に、午前中、69回の第三問をやったのだった。45分で40点(50点満点)取れた。メモの効果が少しはあったと思える。これは、もう、試験までにはリピートする余裕はなさそう。メモだけ見て、思い出してます。
59回の社債も、試験までには8割の完成度にしたいものです。