ソルボンヌK子のブログ

ハングル文字、簿記・税理士受験関係など

前T/Bと後T/B

1.取引を仕訳する
2.仕訳した科目の一覧表を作る(試算表)
3.決算の仕訳をする
4.決算の仕訳をした後の試算表を作る
5.試算表から、損と益を抜いて、損益計算書を作る
6.損益計算書で利益を出す→B/Sに持っていく


 これが、簿記の全体の流れです。


 今日は、試算表を見てください。2と4です。


 決算の仕訳をする前の試算表を、前T/B、後を、後T/Bと言います。


 T/Bは、トライアルバランス。英語のほうが覚えやすいね。


 問題は、前T/Bが出て、決算仕訳をするのが多いです。解答用紙は、5とか6とかですね。3級は、精算表ですが、精算表って、2が一番左で、3,5,6と並んでいます。


 図は、「資本金1,000円で店を始め、300円仕入れて、1,000円売った」という取引の、現金と仕入の勘定を書いてみました。


 そして、前T/Bを作りました。


 決算の仕訳は、商品の在庫を見たら、100円あったので、
 繰越商品 100 仕入 100 
 ですが、仕入(商品)の勘定を、箱図にすると、わかりやすいです。


 この決算の仕訳をした後の、後T/Bです。


 前と後で、仕入と繰越商品が違っています。意味はわかりますよね。


 前T/Bの仕入は、当期に仕入れた300円です。


 後T/Bでは、仕入200は、売れた分の額になっています。


 これを、バッチリ覚えてね。


 商品がわかると、他がとても楽になります。


 明日は、後T/Bから、P/Lを作るの図です。


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