ソルボンヌK子のブログ

ハングル文字、簿記・税理士受験関係など

試算表とか精算表とか

 簿記の試験の練習で、不安になるのが、
「ここはどこ?私は何をしているの?」
 でしょうか。見たことある問題と解答用紙だったら、よくわからないけど出来る。でも、知らない問題、知らない解答用紙は、もうパニック。


 そういうことがないよう、基本をまず、押さえましょう。


 簿記はまず、お金を稼ぐか使うかして、それを仕訳(インプット)します。


 仕訳だけの問題は、がんばって、覚えましょうね。覚えられるものから覚えましょう。過去問の最初の問題です(3,2級)。解説見てもよくわからないものは、飛ばして、後でやりましょう。


 メインは、決算の問題です。3級は、「精算表」時々B/SとP/L。2級は、B/S、P/L、T/Bなど。これらが、大変よね。


 なので、これらに免疫がつくよう、基本形を教えます。基本形は、すごくシンプルなものにします。基本形に少しずつ足していけばいいのです。


 取引は、もう何度も書いてますが、
「現金で、1,000円売上げ、300円仕入れました」
「期末の在庫は、100円でした」


 これの仕訳と、決算をします。普通、仕入れるほうが先なので、当期に店を始めたということにし、資本を、1,000円最初に入れます。


 で、今日は、図の用意がないので、話だけです。


 まず、仕訳をします。


 現金 1,000 資本金 1,000
 仕入  300 現金 300
 現金 1,000 売上 1,000


 これで、決算になりました。この仕訳を集計した表が、試算表(T/B)です。


 試算表は、いろんな書き方があって、受験生を迷わせようとしています。でも、内容は、どれも、同じです。


 決算の仕訳をする前が、前T/Bで、した後が、後T/Bです。


 決算の仕訳は、倉庫に行って、商品の在庫をチェックしてきます。商品は、100円ぶんありました。


 繰越商品 100 仕入 100


 この仕訳で、300円だった仕入が、200円になりました。つまり、200円分は、売れたぶんです。


 T/Bには、仕訳したものが全部あります。その中から、損と益をピックアップして、損益計算書を作ります。P/Lを作ると、利益だか損だかが計算できます。


 損は、仕入の200で、左、益は、売上の1,000で、右。差額で、利益が800ですね。え?暴利ですか?でも、人件費とかいろいろあるのを省略してるから、これくらいで売らなきゃでしょ?


 で、とりあえず、利益を出しました。T/Bから、損と益を抜いたので、残っているのは、現金と、繰越商品、資本金です。すいませんね、図がなくて。


 ここに、利益の800を持ってきます。これが、B/Sで、貸借対照表です。


 精算表は、左から、T/B,決算整理とかの仕訳、P/L、B/Sと、並んでいます。どっさりあるけど、どれももう知ってるものばかり。


 では、次回は図で説明します。今日は、何をどう書いていこうか考えた日でした。ゆっくりやっていきましょう。でも、ゆっくりでも、毎日何か仕訳問題やってたら、上達早いよ。まだこれから2月の3級間に合うんじゃない?申し込み終わってたら、次は6月?あっという間に来るよ。試験受けようね。


 ではまた2,3日後に。

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