ソルボンヌK子のブログ

ハングル文字、簿記・税理士受験関係など

過去問の繰り返し練習方法

 損益計算書は、収入と経費の表です。


 貸借対照表は、会社が持ってる財産とかの表です。


 上場会社はこの表を公開して、株を買ってもらってもっとビッグになりたいのです。


 中小会社も、銀行にこの表を見てもらって、お金を貸してもらいたいのです。


 簿記の問題は、この表を与えて、決算の問題を出します。


 で、問題がたくさんあるので、「ここはどこ?私は誰?」になるのです。


 試験対策として、一番やりたいのが、過去問の繰り返し練習です。(損益計算書とかの説明を書こうと思ったけど、そんなことより試験の練習を教えたいので、またいつかね)


 しかし、過去問にたどり着くのが一苦労。そして、過去問のレベルの高さに負け、挫折する人が出ます。


 なんとか過去問を何回か分練習しても、繰り返すのが非常におっくうで、相当なパワーがいります。一巡して繰り返すころにはすっかり忘れてるし。


 でも。今年私は過去問の繰り返しを4回もしました。さくっと出来たわけじゃないけど、かなり楽にできるようになりました。だから、これを教えたいのです。


 今やってるのは、税理士の簿記論ですが、簿記3級~1級も、総合問題は、似ています。だから、簿記論のことを書きます。自分に教えて、自分が覚えるためですけどね。


 ではみなさん、自分が受ける試験の過去問を用意してください。そして、総合問題を準備してください。問題、解答用紙、解答解説のセット。あ、計算用紙もね。


 繰り返して練習するので、このセットの、問題と解答用紙は、コピーを取ります。コピー代もったいない?じゃあ、一回取ったら、繰り返すときは、消しゴムで消して使いましょう。


 総合問題の最初は、現金預金の問題です。帳簿の現金と、実際に会社の金庫にある現金の金額が合わないという問題ね。これ、けっこう難しいときもあるので、やりがいあります。


 最初に問題を見て、仕訳をします。でも、「何これ?何言ってるのかわかんない」となったら、すぐに解説を見ます。解説の仕訳をみても「何これ?」となったら、その問題と仕訳だけ、別の紙にメモします。メモは、紙の左に問題を書き、右に解答の仕訳を書きます。


 そして、次の日、そのメモを見ます。問題を見て、仕訳を思い出せなかったら、また次の日見ます。


 だんだん、意味がわからなくても、思い出せるようになりますよね。そして、ある日、意味がふとわかるときが来ます。が、その前に、ネットでだれかに聞くとか、このブログのコメントで聞くとかしましょうね。


 でも、わからないものは、飛ばして、わかるものだけをやっていくほうがいいので、どんどん次に進みましょう。


 総合問題は、まとめると長い問題でも、ひとつひとつは、すぐできるものもあるので、それをみつけていきます。


 最初は、ひとつもわからなかったとしても、繰り返すとどんどんできるようになります。


 過去問は、前回のもの(つまり直近の)からやります。


 現金預金の問題が、少しやってみて、難しそうだったら、後回しにして、次に行きます。でも、次の「売掛金」とか「商品」とかも、もっと難しいのよねー。


 だから、後ろからやってもいいです。賞与引当金とか。


 とにかく、何日かかってもいいので、メモを作りながら、総合問題をひとつ「練習」しましょう。


 もっと具体的なことは明日書きます。

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