ソルボンヌK子のブログ

ハングル文字、簿記・税理士受験関係など

経費の話

 今日は、理論暗記3巡目の確認。


 3/9でした。2巡目より記憶が薄い。つまり、何度見たかということね。


 この前、一般の人に、簿記というか、決算書を理解するにはというテーマで、書いてみたが、一般の人と、受験生との間には高い壁がある。


 発生主義とか、雲の上まで高い壁である。


 税理士に申告を頼んでくる一般の人(青色とか、中小とか)は、説明しても聞いてくれない。わからないから頼んでくるわけだし。


 でも、発生主義の文章はわからなくていいから、内容の本質は少し知っておいたほうが、いいと思うのね。税理士って、お得なことをしてくれてないこともあるのよ。


 というわけで、発生主義を説明してみようと思うわけです。


 いや、この言い方、忘れていいです。


 だから、掛け取引の基礎です。


 簿記3級でいうと、見越し繰延の物語です。


 今年、家賃更新で、火災保険を2年分、一括で払ったとします。


 火災保険、今年の経費だけど、2年分、全部じゃなくて、今年分だけです。という話。


 これ、なんでかというと、利益操作防止です。


 経費を多く使うと、税金安くなるじゃないですか。火災保険30年分とか払っても、落ちるのは、今年のぶんだけにしないと、経費がいくらでも捻出できますからね。


 商品も、たくさん買っても、今年売れた分だけが経費です。


 固定資産は、ローンが経費になるのではなく、減価償却費が経費になります。


 家とか車とかは、たいてい、社長さんが個人で買ったことにして、会社は、社長さんに借りているというやり方だったりしますが、その場合は、個人が、申告のとき、不動産収入として申告し、減価償却費はその経費です。


 社員がいたら、給料の計算とか大変ですね。給料とか退職金の計算を専門にしてるとこに頼んでるぐらい大変みたい。この話はまたいつか。私、退職給付の計算好きなので。


 今日は、経費は、今年のぶんだけしか経費にならないということを覚えましょう。


 事務用品も、大量に買っても、在庫が新品だったら、そのぶんは経費に出来ないんです。


 まあでも、経費を少なくして、利益を多くしたいという会社のほうが多いというけどね。帳簿見て、利益が出てないと、銀行がお金貸してくれないというのがその理由です。銀行も大変よね。


 経費を少なくするのは簡単よね。買っても、レシート捨てりゃいいので。嘘の利益を計上し、税金多く取られても、銀行から借金できるなら、その場しのぎにはいいんじゃない?


 話がそれました。新庄の税金、いくらでしょうね。会社作ってるのかな。記者会見のときのスーツは経費にできないかもねえ。ジャージはオッケーだろうけど。

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