ソルボンヌK子のブログ

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ソルまん43:がんばれ編集くん4

 いい編集は、なんといっても、漫画家にやる気をくれる人です。


 この才能は、努力でも磨かれます。いい上司がいる編集部は、いい編集が育ち、いい漫画家が育ちます。


 って、なんで気づかねーんだよ。あ、漫画家ちゃんの叫びですね。漫画家ちゃんがこう叫ぶときはもう終末です。


 でも、ネーム直しがしやすくなるよう、いい感想を言ってくれる編集は、いなくはないでしょうから、それを探して、持ち込みの旅を続けてください。


 理想論(オリジナリティーを出せとかのたぐい)をエラソーな態度で語る編集に当たったら、かわいそうな人だと思って、引き下がりましょう。そして次の出版社に行きましょう。


 この漫画のいい編集くんは、具体的に教えてくれています。ただ、あまりに多くの直しがあるので、彼はうまく整理できません。つい、全部言ってあげようとします。恨まれたくないというのが彼の弱点ですね。でも、人としては当然の気持ちでしょう。持ち込むほうは、人生を賭けてすがるのです。演技でいいから。人は、断る勇気を出すのは相当なエネルギーが必要です。もっとも、「うちの本には会わない」という、奥の手がありますが、それを聞いたら、「さっさと帰れ」と言ってるのだと思って、他所に行きましょう。ちなみに私が聞いた持ち込み回数では、20数社というのが一番多かったです。その人はちゃんとプチ有名になりました。


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