アナログ作業の話
久しぶりに絵の仕事が来た。サンプルを出せという段階で、「生じなかったこと」になるかもしれない。生じたとしても、微々たるものだろうけど。
パソコンのお絵かきソフトを使いこなせない私は、アナログ作業である。しかも、色塗りだ。昔、たくさん仕事してたときは、色は、上手なアシスタントにおまかせだった。
その時代に買った絵具を出す。2~3年前に、仕事じゃなくて使ったことがあり、干からびてなかったので、まだキープしてた。
昨日は、色塗りのモチベーションを上げるため、知り合いと飲む。この電車代、飲み食い代のほうが高くつくだろうなあ。
知り合いも、色塗りはしているので、主線はどうやったら滲まないかを聞く。そしたら、下絵を鉛筆でトレースし、色を塗った後、ロットリングとかで主線を入れると言う。
バイト先では、耐水性のカラーインクで主線を入れてるのは知ってたが、そのインクは買わなくてはならないし、ペンタッチが違ってくるので、今回描く絵には向かないのだった。
今日、鉛筆に挑戦してみる。失敗はしなかったが、やはり、色塗りは落ち込む。紙も安いからだろうけど、上手な人は道具を選ばない。スケバン刑事の先生は、ケント紙じゃなく、その辺の文具屋で買った画用紙で描いてたそうな。アシストたち大変~。
同じ絵を、色鉛筆でも、塗ってみた。色鉛筆の塗り方の本を探したが、塗り絵ばっかりで、塗り方の本はなかった。まあ、ネットで探せばあるだろうけど。
パソコンの絵を教えてくれる人が近くに見つからない。メールではたぶん嫌がられるだろう。みんな自力で努力してるんだろう。すごいなあ。
所得の練習は、そういうわけで、あまりできない。サンプル段階でも、そっち優先だしね。
で、描いたものを、データ処理して送らなくてはならない。どうやるんだっけー?仲介の編集氏も、パソ音痴だ。あー、この環境、なんとかしたいが持ち出しはしたくない。来世はがんばれる環境で生まれますように。